【秋季彼岸会のご案内です。】
明日、令和元年九月二十三日 午後二時より
利剣名号お札回向 百万遍大念珠繰りを行います。
利剣名号とは
京都百万遍知恩寺に弘法大師筆と伝えられる利剣名号軸がございます。
百万遍知恩寺
で、これは大念寺にあるその模写の利剣名号です。
百万遍大念珠とは利剣名号とは
後醍醐天皇の御代、元弘元年(1331)八月京の都に大地震がおこり。それがもとで疫病が流行し、多くの横死者が出ました。
天皇の勅命により百万遍知恩寺第八世善阿空圓上人は宮中に参内し、僧俗共に七日七夜の念仏を修したところ祈願の効果は絶大で、
祈りを込めた護符(御札)を町中の家屋の玄関に貼り付けたところ、あっという間に悪疫がやんだといい伝えられております。
この時、空圓上人の前に掲げられた掛け軸こそ、弘法大師空海が手がけた宮中秘蔵の『利剣名号軸』だったのです。
経文に「利剣即是弥陀号 一声称念罪皆除」とあるように
「阿弥陀仏の救いの御力はただ一声そのみ名念仏をお称えしただけで、
利剣鋭くとがった剣先で、煩悩、邪気、災厄を切り裂いて除いてくださるそれが利剣名号です。」
今日すべてのお札を作り終えました。
中はこんな感じになってます。
現当二世 福寿無量 南無阿弥陀仏
浄土宗では、現世利益のことはあまりとかれません。
でも、法然上人は言われております。
お念仏のお光は、お念仏もうし始めてから臨終まで照らしてくださるんだよって。
一回のお念仏で、一回の往生を約束してくださるのがお念仏の功徳です。
現世利益などは、言うまでもありません^^
それがお念仏です。阿弥陀様のお力です。
百萬遍大念珠繰りとは
一、亡き人への追善供養のために
百萬遍念仏唱和のうちに繰られ、百萬人の手に抱かれ、拝まれ、浄土往生のご功徳を受けられ、お念仏の中に生き続けられます。
一、諸願成就・家内安全・無病息災のために
この大念珠くりにより、お浄土よりの無数無量の仏菩薩様、御先祖様のご激励を受けて、心も体も健康に今の生活に生きる喜びと勇気を受け取らせて頂きます。
大念珠寄進をご希望の方は寺にお問い合わせ下さい。
お数珠繰りは、どなたでも参加していただけます。
たくさんの方にお念珠を繰っていただきたいです。
お誘いあわせのうえお参りくださいましたらと思います。
太陽がま西に沈むお中日をはさんで1週間
を彼岸といいます。
彼の岸にいたるためによいことしよう。
仏道を実践しよう。って期間です。
浄土宗では、お念仏をもうそうって期間です。
西に沈む夕日の先にある極楽浄土に思いを馳せ
ご先祖様のため、自らのために、
明日はみんなでお念仏もうしましょ。
今日も良い一日でした。
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