京都百万遍知恩寺に弘法大師筆と伝えられる利剣名号軸がございます。
浄土宗大本山百万遍知恩寺
で、これは大念寺にあるその模写の利剣名号です。
百万遍大念珠とは利剣名号とは
後醍醐天皇の御代、元弘元年(1331)八月京の都に大地震がおこり。それがもとで疫病が流行し、多くの横死者が出ました。
天皇の勅命により百万遍知恩寺第八世善阿空圓上人は宮中に参内し、僧俗共に七日七夜の念仏を修したところ祈願の効果は絶大で、
祈りを込めた護符(御札)を町中の家屋の玄関に貼り付けたところ、あっという間に悪疫がやんだといい伝えられております。
この時、空圓上人の前に掲げられた掛け軸こそ、弘法大師空海が手がけた宮中秘蔵の『利剣名号軸』だったのです。
経文に「利剣即是弥陀号 一声称念罪皆除」とあるように
「阿弥陀仏の救いの御力はただ一声そのみ名念仏をお称えしただけで、
利剣鋭くとがった剣先で、煩悩、邪気、災厄を切り裂いて除いてくださるそれが利剣名号です。」
そして、大念寺にも宗旨は違えどもお大師堂がございます。
これも何かのご縁でしょう。
後日このお大師さんについて書かせていただきます。
9月23日の秋季彼岸ではこのお札のご回向と百万遍大念珠繰りを行います。
みなさま方のおこしをお待ちしております。
本日の香港時間18時(日本時間19時)、「逃亡犯条例」改正案の撤回が正式に発表されました。
尊い犠牲の上ですが民意が守られました。
これからもみんなで見守っていきましょう^^
今日も良い一日でした。
おてらからのお知らせです
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